元ネタ・サンプリング V Bozeman – Juicy (2020) Lloydの「Lay It Down」をプロデュースしていた?!

2020年代
2020年代V
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幼少期からシンガーを志していたV Bozemanは、2014年にシングル「Race Jones」をリリース。

その後アメリカの人気TVドラマ「Empire」に出演したことで、大きく知名度を上げることになりました。

またその後も活動を続け、名プロデューサーのTimbalandRihannaとの楽曲をリリース。

今回ピックアップする「Juicy」は彼女の高いボーカル力が生かされたR&Bソングとなりました。

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楽曲情報

V Bozeman
出身地 :カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日:1988年1月9日
ジャンル:R&B

レーベル
Artistry Records

プロデューサー
James Washington

元ネタ・サンプリング
Mtume – Juicy Fruit (1983)

V Bozeman – Juicy (2020)

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元ネタ・サンプリング

Mtume – Juicy Fruit (1983)

元ネタとなったのはR&B, Funkグループとして活動していたMtume「Juicy Fruit (1983)」です。

リードシンガーのTawatha AgeeがイギリスのバンドRoxy Musicのツアーに出ている間にこの曲を制作。

他のバンドメンバーが帰宅している間に、James MtumeJuicy Fruitのアルバムを作り上げ、他のバンドメンバーをスタジオに呼び戻し、アルバムを完成させたと言われています。

Roxy Musicのツアーの合間にロンドンに来ていたTawatha Ageeに連絡をとり、一晩で曲を完成させ、Tawatha Ageeはセッションを終えると再びロンドンに再び戻ったとか。

James Mtumeはこの曲を気に入っていたが、Tawatha Ageeはボーカルが「ドライ」と不満を残した作品となりました。

しかしこの曲は全米ブラックシングルチャートで1位を獲得し、彼らの代表曲となりました。

過去の記事でもこの曲をサンプリングした楽曲を紹介しているので、こちらもご覧になってください。

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V Bozemanとは

彼女はシンガーの傍ら、プロデュース業とライター業と広く活動しており、2010年にR&BシンガーのLloydの代表作「Lay It Down」をプロデュース。

一躍Lloydをメインストリームに押し上げた楽曲になりました。

Lloyd – Lay It Down (2010)

また翌年にはRihannaのヒットソング「S&M」からBritney Spearsが参加したRemixをプロデュース。

ジャンルを超えたプロデュース業には、目を見張るものがありました。

Rihanna feat. Britney Spears – S&M Remix (2011)

またV Bozeman自身がTVドラマ「Empire」に出演したことで、ドラマのサウンドトラックからシングル「What Is Love」(2015)が先行リリース。

サントラは全米チャート1位に輝き、Timbalandが手掛けた「What Is Love」はYouTubeで1億回を超える再生回数を記録。

V Bozeman – What Is Love (2015)

彼女のソウルフルな歌声は、全米中を虜にした作品となりました。

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終わりに

V Bozeman「Juicy」はいかがでしたでしょうか。

彼女の透明感のある歌声が、往年のクラシックを蘇らせる1曲となりました。

この機会に彼女の作品に触れてみてはいかがでしょうか。

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